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TO EXHIBIT
TOUCHU
自由度の高い表現を続ける
国内外のクリエイターを発信するキュレーションイベント ROOMS(ルームス)
今回は「PARK」テーマに、10月13日(木)〜16日(日)渋谷のヒカリエで開催いたします。
公園をイメージした空間や有機的な素材によるブースデザインを行い、
渋谷という東京の中心に自然を感じる事の出来る、憩いの場所を作ります。
小林春史
TOUCHU
会場の空間装飾を担当するのは、植物を用いたアートピースの制作や、アパレル店舗の装花、撮影装飾の他、多岐に渡るイベント等のディスプレイを手掛けるTOUCHU。
渋谷のヒカリエに会場を移した今回のroomsをどのようにプロデュースするのか。
自然に魅せられたその背景や、roomsを通した今後についてインタビューしました。

ーまず、TOUCHUさんは普段どのようなお仕事をされているのでしょうか?
一人はデザイナー、もう一人は旅行業と全く異なるフィールドで仕事をしている二人がTOUCHUという名の下で活動しています。
共通の趣味がきっかけで知り合ったのですが、純粋に自分たちが良いと思えるものを作り続ける為の仕組みづくりをしたかったのが、TOUCHUの始まりです。
自由度の高い表現を続ける為に他者に干渉を受けない独立国家を作るという感じですね笑
ガラスを用いたプロダクト作成から植物を用いた装飾、撮影用の装花、壁画作成、デザインワークなど
自分たちのスキルを活かして様々なことに取り組んできました。
ガラスという素材は透明な分、周りの色や景色も内包できる変化のある物質なのでとても面白いと思っています。
人工的な色をつけるのではなく環境全てがその個体の色になり得るのが魅力です。
ーまず、TOUCHUさんは普段どのようなお仕事をされているのでしょうか?
一人はデザイナー、もう一人は旅行業と全く異なるフィールドで仕事をしている二人がTOUCHUという名の下で活動しています。
共通の趣味がきっかけで知り合ったのですが、純粋に自分たちが良いと思えるものを作り続ける為の仕組みづくりをしたかったのが、TOUCHUの始まりです。
自由度の高い表現を続ける為に他者に干渉を受けない独立国家を作るという感じですね笑
ガラスを用いたプロダクト作成から植物を用いた装飾、撮影用の装花、壁画作成、デザインワークなど
自分たちのスキルを活かして様々なことに取り組んできました。
ガラスという素材は透明な分、周りの色や景色も内包できる変化のある物質なのでとても面白いと思っています。
人工的な色をつけるのではなく環境全てがその個体の色になり得るのが魅力です。
造形のインスピレーションソースとしては様々なものが挙げられます。
それこそ竹の節からインスパイアされたガラスの植木鉢を作っていたり、動物のシルエットから花瓶を作っていたり。
一貫したテーマというより1つ1つの物としての個性が出せる物をアウトプットしています。
使われなくなった素材や余ったパーツを用いて新しい製品を作り出す取り組み”ReANDSPACE”は、
先の花瓶制作のなかで理化学ガラス工場さんへ何度も出入りするうちに、検品が厳しい理科学ガラス業界で弾かれてしまい製品になり得なかった所謂B品や、過剰に作った在庫などが工場に沢山あることを知り、それを活用して何か生み出せないかと思い立ったのがきっかけです。
当初は個々のパーツ自体がとても個性的な形をしているものも多かったので単純に掛け合わせたら面白い物ができるかもという
気持ちが強かったのですが、結果として廃棄されてしまいそうな物たちを救い出し新しいプロダクトへ昇華できたので今後も継続していきたいプロジェクトになりました。
また、前のプロダクトでは、技術が高く信頼を置けるという理由からwood potの作成を刑務所へ依頼をしました。
ー全く異なるフィールドでの活動とのことですが、普段それぞれどのような活動をされているのでしょうか?
デザイナーとしてはフリーランスでファッションデザイン、グラフィックデザインを手がけています。
ファッションブランドのウエアから店舗制服、お酒のパッケージなどなど。そう言った土壌で培った経験をTOUCHUに反映させたり、逆にTOUCHUで培った物をデザイナーとしての仕事に反映させたりとあまり分け隔てなく両方の活動を捉えていて、両方ともに生活の一部のような感じです。
旅行の仕事に関しては、国内外問わず旅やイベントに関わるお手伝いをしています。
バックパッカーの延長で今この仕事をしているのですが、知らない土地・文化に触れる機会が多く、TOUCHUの活動に色々な形でいい影響を与えてくれていると思います。


ー活動のコンセプトに”自然物に魅せられ、”とありますが何かきっかけが?
今生活の拠点は二人とも東京に置いています。
そうした普段暮らす都市から出て、色々な場所の自然に触れるようになってからだと思います。
自然にあるモノが色も綺麗だし、形も面白いなと思いました。
それに街中でも整頓された人工物に混じって存在する無造作な植物群などに逞しさや魅力を感じるので都市生活からの反動的な部分もあるように思います。
旅が好きで色々な場所を訪れますが、今は定期的に植物の買い付けに訪れる長野にはとても思い入れがあります。
ー今回、roomsにはどういった経緯でご協力していただく形になったのでしょうか?
経緯としては、我々の装飾などの活動を知って頂いていた運営チームの方からお声がけ頂いたためです。
roomsは、アパレル業界以外でも一般の方や他業界の方にも認知されている数少ないアパレル合同展示会なのではないでしょうか。
出展者もジャンル・業界問わず様々な方達がいる自由度の高い印象です。
その中で、今回のテーマの『PARK』については、色々な人がさまざまな目的で自由に出入する場所。
Relaxした場所という印象を受けました。そういう意味ではTOUCHUとも親和性のあるテーマだと思います。
ー今回の装飾の構想をお伺いしたいです。
現段階では”公園の中に鎮座するシンボルツリー”というイメージのみ
あります。
それは単純に大きな木というよりかはrooms”PARK”を象徴する様な
自由な発想を取り入れたものになるようにしようと考えています。
また、今回会場の演出を手掛けられているmagnecto.さんは、
手がけられている事が多様なのでその点は自分たちにも共通する部分
だと思いました。
お互い広い分野を見ているので、固定概念などなくして取り組めるのでは
ないかと思っています。

ーroomsを経て、今後表現していきたいこと・展望を聞かせていただきたいです。
近年はプロダクト発表がメインになっていたので、これを機に大きな空間に対しての装飾的アプローチなど”物”ではなく、
”場”を作ることも広げたいと思っています。
今回の取り組みは”場”を作る事に該当します。空間へのアプローチをする時、その個体が良い物であることは大前提で、そのものが空間に与える印象を含めて完成形になるのでそう言った視点をもって取り組んでいます。
”物”に関しては自分たちが欲しいものをお互いが納得いくかたちで作りあげることです。
またReANDSPACEで手がけているような仕組みも含めて物を作っていくという事にも積極的に取り組んでいく予定です。




TOUCHU
植物など自然物に魅せられ創作を行なうプロジェクト。
オリジナルのプロダクト制作から空間装飾、アートワークに至るまで様々な事に取り組む。
TOUCHU HP
Instagram
https://www.instagram.com/touchu.tyo/
Photo:TOUCHU
Text : Natsuki Suzuki