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TO EXHIBIT

ROOMSで思い描く
vol.02
H.P.FRANCEが運営する合同展示会ROOMS
今回は「ROOMS PARK」をテーマに、10月に開催いたします。
その開催にあたり、本記事では主軸メンバーとなるディレクター、PR、ブランディングが集い、座談会を開催。
vol.01では各メンバーの経緯や出会いなどを語ってもらいましたが、後編となるvol.02では今回のrooms PARKの内容、意義や目指すものなど、合同展示会についたトークを繰り広げてもらいました。

ROOMS Director
蛭田 敏章
新生roomsチームのキーマンとなるディレクター。ロンドン発ファストファッションブランド、セレクトショップでの勤務を経てアッシュ・ぺー・フランスへ入社。卸事業部の営業となり、卸事業部部長も経験。2021年にrooms 事業部部長に就任し、販売/卸/企画営業/催事企画、をこなす、HPFのマルチプレイヤー。rooms PARK開催に向けて奮闘中。

Branding
近藤 吉孝
フリーランスPR、クリエイティブキュレーター。アパレル業界で10年以上従事後独立。現在ではファッションだけでなく音楽や映画、アートやホテルなどの幅広い業種でのPR/広報を担当。店舗プロデュースやブランド企画・イベントディレクションなどブランドの価値向上プロセスを担う活動はオンライン/オフライン問わず多岐にわたる。

PR
早川 泰輔
フリーランスPR。ファッションを中心にメンズ、レディース関係なく携わる。ヨーロッパブランドのショールームでPR経験したのち、2016年に日本のバッグブランドのPRになりブランドの拡大に貢献。2021年に独立後はファッションウエアからジュエリー、合同展示会や飲食まで幅広く対応する。自身のイベント「ランタンマーケット」や音楽イベント「output」も主催。
rooms PARKはとっても素敵な公園になると思う。
--人となりや、それぞれの繋がりがわかったところで本題に入っていきます。まず合同展示会やroomsのイメージを教えてください。
早川:展示会は昔からいわゆる関係者やビジネスとかの固いイメージ。その点、roomsは一般の人も入ることができて、買い物もできるというのは他と違っている。誰でも気軽に行けるイベントのようなイメージですね。
蛭田:一般の人たちのSNSでの発信力が強くなっているので、そういう意味では企業の方達だけでなく、一般の人にも展示会を見てもらうのが重要なことだと思っています。展示会としての新しい価値として、企業同士が繋がるだけじゃなくて、もっとブランドを世の中に広めるところを重要視しているのがrooms。なので、rooms PARKにおいてもその心持ちは変わらないです。
近藤:僕的には展示会は過渡期に入っていると思っています。2人が言っていたように一般の人も入れるのは横の繋がりというか、展示会もいい意味でライトになってきている。個人的にはパリでやっているMAN / WOMANPARISという展示会に近いかなと思っていて、横のブースの人たちと仲良くなってご飯にも行くし、お客さんも紹介し合うみたいなのがあるんですよ。今までの日本で行っていた合同展示会だとこれがあんまりないんですが、roomsであればそれができるんじゃないかなと期待してます。
早川:どうしても展示会って言葉が固いよね。そう言われると壁があるなって感じてしまう。
近藤:近藤:でも、逆にその入れないとこに入れるっていう高揚感もあるから難しい。アパレルの展示会って良くも悪くも内向的なところがある。そこではネガティブに捉えられがちだけど、一度入ってしまうと居心地がいい。そのバランスが大事で、完全にオープンにしてしまうと安易に敷居が下がってしまうから、そこの帳尻が上手く合わせられたらより発展しそうだなと思っています。
蛭田:そういう意味ではrooms PARKではビジネスデイとマーケットデイは分けてるのはありますね。マーケットデイに関しては会場作りなどにもこだわることで、一般の人たちにも10月の特別な2日間になると思っています。あとは近藤さんが言ってくれたような近所付き合いも積極的に促して、コミュニティを作れるような展示会にしたいですね。

--今おっしゃっていたようにrooms PARKの運営に関して、個人的なテーマはありますか?
早川:PRの観点からみると、いわゆる大きなイベントや展示会を運営する時って、大きなPR会社に頼むと思うんです。ただ、それが大きな会社になることによって、抱えているお客さんも多いと思うんだけど、ある意味精査された人しか来ない。であれば、僕とかコンちゃん(近藤)のような色んな背景を持っているお客さんがいるような人にPRをお願いして、みんなで楽しんでやっていきたい。そこでは別に被っていていいし、PR同士で紹介し合うようなことがやりたいなって思っているんです。悪しき習慣だと思うんですけど、お客さんの取った取らないとか、バッティングとか、私のお客さんだから紹介しませんみたいなことは、なしにしたいですね。
一同:(笑)
早川:今回PRの立場としてちゃんと律するところはあるかもしれないけど、そういう現場を実現させたい。絶対そっちの方が楽しいと思うし、個人的にも広がれる環境を作りたいですね。
近藤:僕も本当にそう思います。個人的にはこのroomsはフェスだと考えていて、めっちゃ楽しそうってのが必然だし、隣のブース同士でコラボ話が生まれていいと思う。出展者もバイヤーも一般の方もやはりもっと気軽に関わるべき。
蛭田:お祭り的な感じでね。
近藤:いい空気のところであれば人も物も、ビジネスやお金も集まってくる。それをみんなで体現できる場であれば、rooms PARKはとっても素敵な公園になると思う。

早川:さすがコンちゃん。素敵にまとめてくれたね。ヒルさん(蛭田)はお金の面とかも抱えてるから、個人的なテーマが答えにくいですかね(笑)
蛭田:1つ挙げるならやはり繋がり。その繋がりを広げていくきっかけ作りを提供するのがroomsの大テーマ。あと裏テーマなわけじゃないですけど、もともとroomsってクリエーションフェスティバルという祭典だったので、ある意味フェスなんです。来場する人だけじゃなくて出展者さんにも楽しみながら参加してほしい。そうゆう空気感って大事だし、ポジティブなエネルギーに繋がる。なんなら渋谷のパワースポット的なところになるようなものにしたいと考えています!
近藤:そもそもなんで、今回PARKという名前をつけたんですか?
蛭田:都会のど真ん中はコンクリートジャングルというイメージがあると思うんですけど、その中にほっと一息つけるような場所にしたいと思い名付けました。ニューヨークのセントラルパークのように、家族や友人で団欒していたり、ストリートミュージシャンが演奏をしていたり、各々が自由に過ごしている。その公園での集まりにおいて、コミュニティが生まれるようなことを願っています。
近藤:なるほど。僕らとしても出展者の人が自主的にあのブランドさんと繋がりたいんですよって言ってくれたら、積極的に繋げていきたいですよね。
蛭田:あと、ヒカリエの9Fをまるっと使って公園を作るのは初だと思うんですよね(笑)。
早川:いわゆる展示会みたいにパネルを立てるのはあるけど、作り込みをしてというのはないですよね。というか、他の展示会でもないと思う。


--その作り込みにおいてビジネスデイとマーケットデイではどういう分け方をしているのでしょうか?
蛭田:取引をマッチングさせるのが大事なので、ビジネスデイはバイヤーさんなどの来場者と出展者がゆっくり話せる場所作りをしています。例えば音響なのか、単純に商談スペースなのかなど、これから詰めていくところです。マーケットデイに関してはお客さんと出展者が一緒に楽しめるような空間作りにしようと思っています。
早川:フェスという切り口でも見せようとしているので音楽コンテンツも入れます。あとは全4日間、その場で物が買えるというのも他にないですね。
蛭田:僕も以前は、展示会にビジネス側で参加する方だったんですけど、個人的に欲しいと思うことが多々ある。そこで購入できたらバイヤーさんが自分で試してみるというのもできるので、そのきっかけ作りとしての販売ができるのは重要だと考えています。
いつかは出展側になりたい
--rooms PARKの派生イベントも開催されると伺いました。
早川:11月に小さなマーケットイベントを開催する予定です。
蛭田:roomsって今まで20年やってきて、もしかしたら敷居が高く感じている方はいるかもしれません。その点を踏まえてチャレンジプランというものを作って、気軽に合同展示会に参加できるような枠を作ったんです。
そういうようにライトなコンテンツを作ろうということで、このメンバーで企画しました。内容的にはJINNAN BLOCK PARTY(神南ブロックパーティー)と名付けて、渋谷の北谷公園にて若手のクリエイターが気軽に参加できるイベントになっています。
早川:このJINNAN BLOCK PARTY以外にも、派生したものは今後も関東だけじゃなくて、全国でやっていきたいなと思っています。
蛭田:これまでもrooms JOURNEY 01として、阪急百貨店でイベントやったこともあったんです。そういう風に今後は地方でのイベントも考えていきたい。roomsに関わってくれる人たちが活躍してくれる場所を用意していきたいですね。



--そのイベントを仕掛けていくことのように、皆さんの今後のビジョンも教えてください。
蛭田:ただ大きくすればいいとは思ってないです。大きくすればするほど、手が届かなくなってしまうのはデメリット。逆に小さすぎてもスケールメリットがないので、今の規模感を少し大きくすることを考えています。あとはコミュニティを作る上で、継続的な関係を作れるような場にしたい。そのような運営ができたら、より認知もされやすくなると思っています。なので、まだ世界規模ではなく、日本で商売していくのを安定させたいです。
早川:まず、こんなにも大きな規模の仕事に関われることはなかなかない。やりたいって言ってできることじゃないから、これは経験としてまずありがたいですね。PRとしてだけの部分じゃなくて、roomsの全体に関われているので、現時点でも経験値がすごい。これによって自分の仕事の幅も広がりそうだし、大きい企業とか、地方のブランドさんとかとの可能性がある。あとはいつかは出展側になりたいなと思っています。
近藤:それ、僕もすごくわかります。夢ですよね。
早川:そこにも自分が関われたらいいなって思うよね。最近、コンちゃんとビール作りたいって話とかもしてたし。
近藤:卸しをどうするとか割とガチなテンションで話してますよね(笑)。
早川:経験がないので、そういうのも面白いなって思ってます。その時はroomsさんにお世話になります。
蛭田:出展料はちゃんと貰いますよ(笑)。
早川:このroomsに関われた経験は、自分の可能性を広げてくれるように感じていますね。コンちゃんはどう?
近藤:普段、僕とか泰輔くん(早川)とかはサポートする側なんですよね。なので、物があるとか場所があるとかじゃない。だから持っている人へのリスペクトが強いんですよね。僕らは失うものが少ないので、やはりリスクがある中でやっているということに対して、自分達の持っているもので還元できるかが大事。名前と顔を出してやっているので、roomsに出てよかったねって言ってもらえたら最高ですね。
--出展側に回るというのは新しいですね。
早川:物を作ることは普通できないので、素晴らしいですよね。そっち側に立てたらまた視野が広がりそうだから、そういうことはやってみたい。
蛭田:そうかもしれないですね。チャンスはいくらでもあるから。
--では、最後にrooms PARKに向けて目標を一言お願いします。
近藤:roomsにまた出たい、また遊びに来たい。そんな言葉を言っていただけるような素敵な空間を作りたいと思います。
早川:そうですね。来場者、出展者、スタッフ。roomsに関わる誰しもが楽しめるイベントにしたい。
蛭田:今回の空間デザイナーのmagnecto.さん、装飾デザイナーのTOUCHUさんがクリエイターの種を集める場所を作り、その種を咲かせる為に僕たちがいる。終わったあとにたくさんの花が咲いている公園となるようにしたいですね。

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Special THANKS !!


“街に灯るランタンのあかりに、老若男女みんなの心が集う”
をコンセプトに、代々木上原と池尻大橋にお店を構える大衆酒場LANTERNE。
名物の鶏のからあげを中心に定番の居酒屋メニューや季節の食材を活かしたおつまみ。ランタン定番のハイボールやワインに日本酒など、安心できるメニュー構成となっている。
料理だけではなく、内装や音楽、雰囲気などいろんな楽しみが見つかる場でもある事が魅力の一つ。

