パンデミックの時代だからこそ

​クリエイションが必要だ

roomsがオンライン開催になった。いや、roomsだけではなく、多くのイベントが中止や延期、オンライン開催を余儀なくされている。世界中の人々に大きな影を落とすこの自粛生活の中で、あらためてクリエイションが果たす役割を考えてみたい。

村松孝尚

​ROOMS/H.P.FRANCE 代表

コロナ禍の中で、展示会だけじゃなく音楽や芝居のイベントも規模縮小や中止に追い込まれています。生活が苦しいという人も増えている。自粛生活の閉そく感に、多くの人が苦しんでいる。そんな中で、クリエイションは何ができるのか? 無力感に悩まされている人もいるでしょう。

 

でも、クリエイションは無力でしょうか?

 

僕は逆に、今ほどクリエイションの重要性がはっきりわかる時代はないと思っています。

なぜなら、クリエイションは人を豊かにするものだから。これは信じている、というよりはっきり分かっていることです。ふと見上げた壁にかかる一枚の絵、お気に入りのアクセサリーや服、どうしても欲しくて買った美しい家具、そうしたものに触れるとき、気持ちが明るくなったり、落ち着いたり、広く言えば癒しになるということは、だれもが実感していることだと思います。

 

クリエイションがあることで、誰かの人生がいいほうへ豊かなほうへと変わっていく。つくり手が作品を発信することで始まる、そのいい流れが、今、かつてないほど強く求められています。

コロナ禍において展示会のような発信拠点が少なくなり、クリエイターのみなさんが「誰にも見つけてもらえなくなるのではないか」と不安に襲われることもあると思います。そういう気持ちになるのも当然です。だから声を大にして言います。ダイヤモンドはどんな場所であっても、それ自身が光っているので必ず見つかります。僕は30年以上もの間、絶え間なく国内外の多くの素晴らしいクリエイターと、その作品に引き寄せられるように出会ってきました。自分が創るものが、人の人生を豊かにするものだということを信じて、作り続けてください。バイヤーやお客様そして僕らは、いつでもどこでもクリエイターを探しています。

多種多様なクリエイションが時代を創る。エネルギー溢れる作品を人々が求めている。今は試練の時でもあり、ルネサンス前夜でもあります。クリエイターの中にある、まだ生まれてない美しいものに出会えるのを、僕らも、そしてピックアップしてくれるお客様も、無意識に感じています。それと出会って目覚める“何か”が、人生を面白くしてくれる。それが社会をも変えていく。もう数字で物事をはかる時代は終わります。僕は、クリエイションの力を信じています。

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松村孝尚

ROOMS / H.P.FRANCE 代表

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