magnecto. Design studio
ブランドの種を拾い上げる

国内外のクリエイターを発信するキュレーションイベント ROOMS(ルームス)

今回は「PARK」テーマに、10月13日(木)〜16日(日)渋谷のヒカリエで開催いたします。

公園をイメージした空間や有機的な素材によるブースデザインを行い、

渋谷という東京の中心に自然を感じる事の出来る、憩いの場所を作ります。​

山本倫広

magnecto. Design studio

会場の演出は​、多様な知見を用いて多岐にわたるデザインプロデュース〜制作・施工までを行うmagnecto.(マグネクト)の山本氏が手掛けます。

渋谷のヒカリエに会場を移した今回のroomsをどのようにプロデュースするのか。

magnecto.の活動や、roomsとの出会いなど。

roomsを通しての、今後のmagnecto.をインタビューしました。

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ーまず、magnecto. の活動などについて教えていただきたいです。

ざっくりですが主に空間系のデザイン、それに伴うモノ・コトのデザインを行っています。

デザインの幅が広く一言でお伝えするのがとても難しいのですが、例えば店舗などを作るとなれば、内装のデザインや設計、

ロゴや掲示物などの平面デザイン、什器のデザインや家具などの選定、それら設計したものの製作や施工まで行います。

それが飲食店だった場合にはメニュー作りやフードコーディネート的なところも行いますし、実際に調理もします笑

プロダクトでもゼロ地点、プロトタイプ作りから量産一歩手前くらいまでをお手伝いすることも多く、一点ものの何かを作っていることも多いです。

最近だとアップサイクルでサンダルや照明を企画して作っていたりもします。
かつてはコミュニティづくりなど10から100までの部分に携わっていたこともあるのですが、今は0から1、そこから10くらいまでのタイミングに関わることが多いです。

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ー今回、 roomsにはどういった経緯でご協力していただく形になったのでしょうか?

元々はH.P.FRANCEの現場レベルのメンバーと仲良くしていただいていたのがきっかけです。

実は、LUMINEやNEWOMANなどのウィンドウディスプレイやアート展示に6〜7年くらい前から関わらせていただいております。

なので、中でもhpgrp GALLERY TOKYOの皆様との繋がりが一番濃く、今でも公私共にその頃のメンバーとはとても仲良くさせてもらっています。

今回のroomsにもその流れの中で、事務局メンバーの澤木さんにお声がけいただきました。

ディレクターの蛭田さんと出会ってからは、沢山の想いを交感しながら今に至ります。

ー今までのroomsの印象は?

私の中ですごくかっこいい展示会という印象が残っています。

場と間」もめちゃくちゃかっこいいと思っていますし、合同展示会の主体がその会のデザインに本腰を入れているスタイルにとても感動し、共感していました。

一方で、蛭田さんの取り組まれている今回のroomsに向けての新しいスタイル作りは、非常にやりがいがある事業です。

これまで培ってきたブランドがありつつも、ゼロベースで作り上げていく必要がある。

そういう点で緊張はありますが、段々とやりたいことも見えてきたので、開催まで全力で伴走できればと思っています。

ー今回の会場演出の構想をお伺いしたいです。

まず、今回のroomsのテーマでもある”PARK”ってなんなの?というところ

から蛭田さんと長い長いミーティングを経ました。

PARKって日本語にするのがとても難しいですよね。

広場なの?公園なの?庭園なの?遊園地なの?

だからまずそこから。笑

今回のPARKは、人と人との交流点であり、憩いの場所。

それぞれが思うままに過ごしている、いろいろな出来事が起きている楽しい場所というイメージです。

「市の立った広場、楽しいことが起こっている場所」といった風に解釈して

います。

そしてその広場は無機質な物に囲まれるのではなくて、植物や有機的なもののなかにあります。

綺麗な什器でクリーンに飾ったマーケットではなく、ラフでちょっと無骨。

だけど少し柔らかい手触りのあるもので作られていくと思います。

 

展示会の中では一日の時間の経過も表現したいですね。

滞在時間が何分とかではなくて、一日いても楽しかったなぁと思ってもらえる。そんな感情のノリが生まれればいいなぁと思っています。

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ージャンルに囚われず幅広く活動をされていますが、一貫しているポリシーなどはあるのでしょうか。

いつもかなり自由にやらせていただいて、そういったクライアントさんがとても多いです。

 

それはおそらく、私が企画から入っていくタイプだからなんですが、ちょっと放置しておいた方が最終的にはいい物になるなって思ってくれる心の広い仕事相手に恵まれてるんだと思います。

その中で、”必ず相手に何か提案をすること”を仕事の中で大事にしています。

与えられた情報が、事象の与条件なのか、解決すべき課題なのかは、見方によって変わります。だから、大前提から疑ってかかっていることがよくあります。

明確に何か決まっている人にとっては、結構めんどくさいタイプですね。自分でもそう思います。苦笑

ー山本さんからの視点で、今回のROOMS PARKの完成形はどういったのものになるでしょうか?

まず、今回私がrooms PARKで実現したいことは幾つかあって、その中でも一番は、roomsのように大きな展示会への出展の

ハードルを下げるということです。

今は、センスの良い若い人たちが良い作り手になっていて、沢山のブランド「らしきもの」が生まれていると思います。

一昔前より、「何かを作る」っていうことの入口が簡単になっているからです

 

一方、沢山増えている作り手に圧倒的に足りないものは売り方だと思うんですよね。

CtoCレベルの売り買いは成立してると思います。けれどそれ以上は難しい。

だからroomsのような合同展示会で良いバイヤーさんたちと繋がるという機会がとても大事だと思うんです。

なので、そういう小さなブランドの種を丁寧に拾い上げていきたい。そして育てる。

それができれば展示会としては成功なんじゃないでしょうか。

 

もちろん今回だけでできることではないですから、長い視点で取り組んでいく必要があると思いますし、一つの展示会だけが頑張ることではないのかも知れません。なのでまずroomsで、今回から。やり始められればいいなと考えています。

沢山のブランドがチャレンジしてくれたらいいですね。

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場の運営から空間プロデュース、内装デザイン、ディスプレイデザイン、グラフィックデザイン、什器制作、レシピ開発から調理、フードコーディネート、教育、司会業、イベントデザインなど、多様な知見を用いて多岐にわたるデザイン・プロデュース〜制作・施工までを行うmagnecto.(マグネクト)

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Photo:magnecto.

Text  : Natsuki Suzuki